【ポケモンZA】登場人物・キャラクター一覧｜ネタバレ相関図と黒幕の正体・目的を徹底解説
【ポケモンZA】登場人物・キャラクター一覧｜相関図・プロフィールまとめ
【警告】
この記事は『ポケモン レジェンズ Z-A』の物語の核心、
真の黒幕の正体、エンディングを含む、
全てのネタバレを全面的に含んでいます。
クリア後に、物語をより深く味わいたい方のみお読みください。
『ポケモン レジェンズ Z-A』の壮大な物語を、登場人物たちの関係性から深く読み解くための完全ガイドです。
「主人公と各キャラクターの関係は？」
「敵だと思っていたあの組織の、真の目的は？」
「物語の真の黒幕は、一体誰なのか？」
この記事は、ミアレシティの再開発を巡る複雑な人間模様と、3000年の時を超えた因縁を、一枚の相関図のように解き明かします。
『ポケモン レジェンズ Z-A』
お使いのハードに合わせて。
【結論】ひと目でわかる！ミアレシティ人物・組織相関図
本作の物語は、主人公が所属する「ミアレシティリサーチ」、再開発を進める「クエーサー社」、そしてその裏で暗躍する「Dr.クロンヌの一派」の三つ巴の構図で進みます。まずは、この複雑な関係性の全体像を掴んでください。
ミアレシティ人物・組織相関図
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【協力】ミアレシティリサーチ (MR)
プラターヌ博士, コルニ, 主人公, ショウタ
↑↓
（事件調査・協力）
主人公
↑↓
（監視・協力）
【中立/協力】古代からの関係者
AZ, ジガルデ, マチエール
【対立/協力】クエーサー社
ジェット社長
→
（利用）
【敵対】Dr.クロンヌの一派
Dr.クロンヌ (真の黒幕)
主人公と冒険の仲間たち
物語の中心となる、プレイヤー自身と、その冒険を支える最も身近な存在です。
主人公（プレイヤー）
本作の主人公であり、プレイヤーの分身。新たなる可能性を求めミアレシティにやってきた若者。ひょんなことからプラターヌ博士に才能を見出され、「ミアレシティリサーチ（MR）」の一員として、街で多発する「暴走メガシン-カ事件」の謎を追うことになります。
ショウタ（ライバル）
主人公と同じく、ミアレシティに夢を抱いてやってきたトレーナー。主人公とは良きライバルとして、時に競い合い、時には共闘しながら共に成長していきます。明るく前向きな性格で、冒険のムードメーカー的存在です。
【主な使用ポケモン】最初に主人公が選ばなかった御三家のうち、タイプ上有利なポケモンをパートナーとします。（例：主人公がフォッコなら、ショウタはケロマツ）
最初のパートナー：ハリマロン / フォッコ / ケロマツ
物語の冒頭でプラターヌ博士から託される、3匹のポケモン。この中から1匹を選び、冒険の最初から最後までを共にする、最も大切な相棒となります。本作では、3匹ともに原作『X・Y』にはなかった、新たなるメガシンカの姿が与えられています。
ミアレシティを巡る“三つ巴”の組織
ミアレシティの未来をかけた「再開発計画」を巡り、物語は主に以下の3つの組織の思惑が絡み合う形で進行します。
【主人公サイド】ミアレシティリサーチ（MR）
【目的】暴走メガシンカ事件の調査と鎮圧、およびミアレシティのポケモン生態系の保護。
【解説】プラターヌ博士が設立した研究兼自警団のような組織。主人公とショウタが所属し、暴走したメガシンカポケモンを鎮めるために街を奔走します。
- プラターヌ博士：『X・Y』から引き続き登場する、カロス地方のポケモン博士。MRの設立者であり、主人公の才能を見出し、導く師のような存在です。
- コルニ：シャラシティのジムリーダー。メガシンカの秘密を継承する者として、MRに協力し、主人公にメガシンカの使い方を指導します。
【表向きの計画推進者】クエーサー社
【目的】「人とポケモンがより豊かに共存する未来都市」をスローガンに掲げ、ミアレシティの大規模な再開発計画を推進する巨大企業。
【解説】暴走メガシンカ事件の解決に協力するなど、表向きは街の発展に貢献する善良な企業として振る舞いますが、その裏では…。
- ジェット社長：クエーサー社の若きCEO。カリスマ性と理想に燃える人物ですが、その理想を利用され、知らぬ間に真の黒幕の計画に加担させられてしまいます。
【真の黒幕】Dr.クロンヌの一派
【目的】ミアレシティの地下に眠る「最終兵器」のエネルギーを復活させ、その力で世界を自らの理想郷へと作り変えること。
【解説】クエーサー社に技術提供を行う形で再開発計画に潜入し、暴走メガシンカ事件を引き起こした元凶。主人公たちの前に、謎の側近たちが幾度となく立ちはだかります。
- Dr.クロンヌ：一派を率いる謎の科学者。その正体と目的こそが、この物語の最大の謎です。（詳細は後述）
物語の鍵を握る重要人物｜その正体と役割
組織に所属しない、独立した立場のキャラクターたち。しかし、彼らの行動や言葉が、物語の真相を解き明かす上で重要な鍵となります。
AZ（アズ）
【正体・役割】3000年の時を生きる“贖罪の王”にして“封印の番人”
原作『X・Y』にも登場した、3000年前にカロス地方を治めていた王。愛するフラエッテを蘇らせるために最終兵器を使い、その副作用で永遠の命を得ました。本作では、自らが犯した過ちの産物である最終兵器のエネルギーが二度と悪用されぬよう、その封印を監視する「番人」として、歴史の裏でミアレシティを見守り続けていたことが明かされます。物語の終盤、Dr.クロンヌの野望を阻止するため、主人公と共闘します。
マチエール
【正体・役割】成長した姿で再登場する、主人公の頼れる協力者
原作『X・Y』でハンサムの助手として活躍した少女。本作では数年が経ち、国際警察の捜査官として成長した姿で登場します。ミアレシティで多発する暴走メガシンカ事件の裏に潜む陰謀を独自に調査しており、情報提供やバトルでの共闘など、様々な形で主人公の冒険を力強くサポートしてくれます。
『X・Y』からの再登場キャラクターたち
物語の舞台が同じカロス地方であることから、AZやマチエール以外にも、『X・Y』に登場した懐かしい顔ぶれが多数登場し、物語に深みを与えています。
- パンジー：ミアレシティの出版社に勤めるジャーナリスト。暴走メガシンカ事件を追う中で、主人公に重要な情報をもたらします。
- ジーナ＆デクシオ：プラターヌ博士の助手。ジガルデ・セルの収集を主人公に依頼し、その生態の謎を共に追います。
- サナ、ティエルノ、トロバ：『X・Y』での主人公の友人たち。成長した姿で登場し、ZAロワイヤルなどで主人公と腕を競い合います。
【真相究明】真の黒幕“Dr.クロンヌ”の正体と悲劇的な野望
ミアレシティで巻き起こる全ての事件の裏には、一人の科学者の存在がありました。彼の正体と目的こそが、『ポケモン レジェンズ Z-A』の物語の核心です。
彼の正体：AZの血を引く末裔
Dr.クロンヌは、3000年前にカロスを治めた王・AZの血を引く遠い末裔です。彼は幼い頃から一族に伝わるAZの伝説を聞かされて育ちましたが、愛する者のために世界を犠牲にした先祖の物語を、「偉大なる悲劇」として歪んだ形で崇拝するようになってしまいました。
彼の目的：偉大なる先祖AZの「悲劇」を、現代の科学で「完璧」に再演し、超えること
彼の野望は、AZが成し得なかった「愛する者の蘇生」と「世界の平定（支配）」の両方を、最終兵器のエネルギーを完全にコントロールすることで実現することでした。ミアレシティの再開発計画を利用してエネルギーを復活させ、暴走メガシンカのデータ収集によってエネルギーの制御方法を確立し、最終的にはAZを超える「完璧な王」として君臨しようとしたのです。ヒャッコクシティの日時計での最終決戦で、彼は主人公にこう言い放ちます。
「先祖AZは愛する1匹のポケモンのために世界を犠牲にした！ なんと愚かで、なんと偉大だ！ 私は違う！ 私はこの力で、カロス…いや、世界の全てを“再生”させる！ 悲劇を繰り返すことでしか、偉大なる先祖を超えられぬのだよ！」
彼の結末：暴走したエネルギーに飲み込まれ、自らが作り出した悲劇の犠牲者となる
しかし、主人公とAZ、そしてジガルデの奮闘により、彼の計画は阻止されます。制御を失った最終兵器のエネルギーは暴走し、Dr.クロンヌは自らが復活させた巨大なエネルギーの奔流に飲み込まれ、姿を消します。彼は、偉大な先祖を超えるどころか、同じ過ちを繰り返し、自らが作り出した悲劇の犠牲者となるという、皮肉な結末を迎えました。